寝ている時の歯の噛み締めが歯を汚くする

私は学生時代、病院費を抑えるため歯医者に定期的に検診に行っておらず、どこかが痛くなったら通っていました。そうすると、痛い箇所以外にも虫歯やその予備軍が見つかったりと歯にとって良くはない状態になっていました。そのため今後の歯の状態を考え就職してお金に余裕ができるようになると時期をみて検診に通っておりました。
しかし、ある日ふと歯の噛み合わせ部分が平らでないことに気が付きました。明らかに歯が窪んでいるのです。元々歯並びが悪かったため、噛み合わせが悪く窪んでしまっていたかなと思い、次の検診日にその旨を伝えました。すると、元から窪んでいたわけではなく削れてきていますとの返答でした。思い当たる節がなかったため驚きました。原因は何なのか尋ねると、おそらく夜寝ている時に無意識に噛み締めてしまっているのだろうということでした。寝ている時家族にも歯軋りなどを指摘されたこともなかったため、自覚症状がありませんでしたが、このままだと更に削れてしまうということでマウスピースを作ってもらうことになりました。
私がマウスピースを作ってもらった際には歯に石膏のような専用の溶剤を付けて型を取り、その型を元に作られました。実物を目にするまで、私のイメージの中ではボクサーの方達がつけている大きくカラフルなものを思い描いていたため、毎日はめていて本当に寝られるのだろうかと心配していましたが、出来上がったマウスピースは透明で歯の長さの半分以下のサイズで付けたまま口を閉じても違和感なく安心しました。マウスピースを付けた初日はいつもと違う感覚になかなか寝付くことができませんでしたが、何日かするとその感覚にも慣れることができ眠る際の不快感はなくなりました。
付け始めてから1ヶ月程経ったある日に、私はマウスピースを付け忘れて寝てしまいました。その次の日の朝目覚めると、心なしか顎が疲れていました。なぜだろうと考えていて、ハッとしました。おそらくですが、噛み締めることにより歯だけではなく顎にも負担がかかっていたのだろうと思います。付けてからはその負担が軽減されており、久しぶりに付けなかったため、付けないことでの負担を急に感じたようでした。マウスピースを付ける前まではなんとも感じていなかったため、こういうことかと1人納得しました。また、それから半年程して、友人に顎周りがスッキリしたねと言われることが増えました。自分でも写真と見比べるとかなりスッキリしたように感じられ、おそらく、噛み締めることがなくなり顎の筋肉が減ったのだろうと思います。
ふとしたことがきっかけで私は寝ている時の歯の噛み締めに気付くことができ、その結果良いことばかりでした。無意識の行動なのでなかなか気づくことが難しいと思いますが、自分の歯をよく観察して気になることは自分からでも歯医者さんに聞いてみると良いかと思います。

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